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モルディブ旅行 準備編:旅行中の植物の管理

室内、ベランダで育てている植物の水やりを、旅行中にどうするか。 これは植物を育てている方の共通の悩みだと思います。わたしも旅行に行くたびに頭を悩ませてます。 毎日水をあげて、土を変えたり肥料をやったり剪定したり、可愛がってきた植物を枯らしてしまうのは悲しすぎる。。 特に今回はまだ気温の高い9月上旬、8日間の旅とあって、水切れから枯らすことのないように、少しだけ工夫しました。 処置をした植物としなかった植物 まず、 2日程度水やりを忘れてしおれてくるような、 水切れの耐性が低いものを要処置としてピックアップ。 乾燥には耐えられそうでも思い入れが強くて絶対に枯らしたくないようなものもピックアップ。 処置することにしたのは以下の植物です。 ・マンゴー ・ブルーベリー ・オリーブ ・グレープフルーツ ・コウモリラン ・ユーカリポポラス ・櫨の盆栽 ・蔦の盆栽 ・バジル ・ミント ・スマイラックス ・ローズマリー 処置しなかったのは以下のもの ・タイム ・ドラセナ ・眠り布袋 ・グリーンドラム ・各種エアプランツ ・各種多肉植物 ・ネペンテス(ウツボカヅラ) 水切れ対策に用意したものと処置 1週間以上も家を空けるというのはなかなかあることではないので、あまり大掛かりな自動水やり装置をセットするのは現実的ではないし。。 考えた末に、土に埋め込んで使用する保水ゼリーと、水をためておくことのできる深めの鉢受け皿を用意しました。 「保水剤:ガーデニング用10日間水いらず」はビーズ上のものが1袋に5gずつ入っています。1袋で5号鉢1個分が目安とのことなので、鉢の大きさに合わせて鉢土に穴を開けて水入らずのビーズを入れて、たっぷり水やり。 その上で、深めの鉢受け皿に各鉢を並べて、皿に水を貯めて腰水状態に。 小さな鉢はそのまま受け皿に並べると、水を入れたときに水没してしまうので、空いている鉢を逆さにして台の代わりにしました。 あまりタプタプに浸からせてしまうと、根腐れが心配だったので、どの鉢も1/3〜1/2程度までが水に浸かるようにセットしています。 処置しなかったものも基本的には雨の当たる場所に移動しておきました。 結果 家に帰ってみると ……どの植物も元気なまま!! 帰宅前日が大

9月前半の植物の変化

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旅行から帰ってきて、植物たちをチエックしてみたら、色々と変化が。 リプサリス青柳。 真ん中にツンと立っている角の部分から、4股に分かれた枝を伸ばしていた。 旅行前には枝は分かれてなかったはずなのに。 こちらは夫が以前勤めていた職場でいただいたドラセナの一種。 春ごろに植え替えをしたこともあって今年の夏はぐんと枝を伸ばしていたが、旅行から帰ってみたら、株元から新しい芽が出ていた。 エアプランツのカプトゥメデューサエ。 100円均一でまだ小さかったこの株を買ったのは2年ほど前だったか。 やんちゃさを感じる自由な葉の伸ばし方。今年の夏は花も咲かせていたが、根っこも伸びてた。 拡大。 ほんのりと緑がかった部分や白っぽい根は最近成長した部分。 旅行に行く前はこんなにモサモサと繁ってはいなかったはず。 ほんの10日ほどでこの変化。 春から初夏にかけての芽吹きの時期には、めまぐるしく変化するけれど、毎日眺めているとこの季節の小さな変化は見過ごしがちだ。 盛りの季節を過ぎても、ちょっとずつ日々成長してる植物の健気さに、あらためて愛らしさを感じる。

モルディブ旅行:経由地と滞在日数

モルディブ旅行の経由地 モルディブに行くには、 ・エミレーツ航空でドバイ経由 ・シンガポール航空でチャンギ経由 ・スリランカ航空でコロンボ経由 の3通りの方法があります。 わたしはドバイ経由に少し惹かれたのですが(こんな機会でもなければ、一生ドバイなんて行かない気がするので)、空港&航空好きの夫の「世界一と言われるチャンギ空港をみたい!」の声で、、シンガポール航空を利用することになりました。 上記に加えて、スリランカ航空は天候による欠航ややロストバゲージが多いらしいこと、シンガポール航空は機内のサービスが良いらしいことなども選んだ理由の一つでした。 経由地で宿泊するか、モルディブで宿泊するか 経由地に到着する時間帯によっては、ۤ経由地で一泊することも検討するといいかと思います。 せっかくの機会なのでシンガポールに一泊することも考えましたが、それならばモルディブに1日長く滞在したいと思い、行きも帰りも経由地での宿泊は割愛しました。 結果、中4日はモルディブに滞在する旅程になりました。 1日目  9/3(木) 移動日  20:00 羽田着  22:55 羽田発(シンガポール航空) 2日目 9/4(金) 移動日  05:00〜10:10 シンガポールチャンギ空港で乗り継ぎ  10:10〜11:35 飛行機(チャンギ→マーレ空港)  11:35〜13:20 マーレで乗り継ぎ  13:20〜13:50 水上飛行機でホテルへ  14:00     Maafushivaru 着 3日目 9/5(土) リゾート滞在 4日目 9/6(日) リゾート滞在 5日目 9/7(月) リゾート滞在 6日目 9/8(火) リゾート滞在 7日目 9/9(水) 移動日  14:45  リゾート発 水上飛行機でマーレ空港へ  16:10〜20:25 自由時間(空港内orマーレ観光をして過ごす)  23:25 マーレ空港発(→シンガポール) 8日目 9/10(木)  07:10〜13:55 シンガポールチャンギ空港で乗り継ぎ  13:55〜21:50 飛行機(シンガポール→羽田) 島を離れるときはもちろん「もっと長くここに居たい!帰りたくない!!」と思うのですが、 モルディブ

モルディブ旅行 準備編:旅行代理店の選び方・滞在ホテルの決め方

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モルディブには1つの島に1つのリゾートがあって、滞在先を決めたら食事も宿泊もダイビングやシュノーケリングといったエクスカーションも、スパの利用も、すべてそのリゾートの施設を利用する形になります。 どの島を選ぶかは、過ごす時間の満足度に直結していて、とても大事! まずはガイド本を手にしてみた 最初はガイド本を買って、自分でも調べたりしてみました。 本屋で手に取ったのは以下の2冊。 わたしたちは地球の歩き方のほうを購入しました。 るるぶはダイビング関連の情報が充実している代わりに、各リゾートの情報は少ない印象。 旅行代理店に問い合わせしてみる ガイドブックを購入したとはいえ、地球の歩き方を見て自分の希望に合うリゾートを見つけるのは現実的ではないです。なんせ、リゾートが100以上あるので。 ということで、「モルディブ 旅行 ハネムーン」などのワードでヒットした旅行会社3社に、リゾートの希望を伝えて問い合わせしてみました。 問い合わせ時に伝えたのは、旅程(滞在日数)、予算感、その他の希望条件です。 ちなみに、この時、私たちが提示した希望条件は以下の5つでした。 1、ハウスリーフがきれいであること リーフがきれいな海にはたくさん魚がいます。 シュノーケリングでたくさんの魚を見たかったので、この条件は外せませんでした。 2、水上ヴィラで、部屋やテラスから海に直接入れること 気が向いたらすぐに着替えて海に入れる、そんな気軽さがないと、海に入るのが面倒になってしまうだろうなー、と思って、この条件も加えました。 3、リゾート内で無料でWifiが使えること なんだかんだ調べたいことはあるし、SNSに写真もアップしたい、そして仕事で何かあった時には連絡がつくように、無料Wifiは必須西ました。 4、食事がおいしいこと 上記の通り、 モルディブではホテルのレストランがいまいちだからといって、他のレストランに行くということができません。楽園のような海とはいえ、海以外には特に何もない島です。そんな環境で過ごす5日間、食事が美味しくなかったら辛いと思ったので、これも条件に加えました。 5、ダイビングショップが併設されていること わたしはCライセンスを持っているので、モルディブでも2ダイブはしたいと思って、条件に加えました。

モルディブ旅行 準備編:持ち物リスト

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新婚旅行にモルディブへ行ってきました。 夫はあまり海が好きではないのですが(海水はもちろん、海は風も砂もベタベタするので嫌なのだそう)、わたしが南の島へ行きたいと言い続けていたら、「ハネムーンはモルディブにしようか」と夫も了承してくれたのです。 やさしいなぁ。ありがたい。 滞在先は南アリ環礁の Maafushivaru (マフシヴァル) そして、旅行の準備。 何を持っていくべきか、これも結構悩みました。 というのも、これまでのわたしの海外旅行(パラオ、テニアン、サイパンなど)は、リーズナブルでお安い気楽な滞在先が中心。 リゾートとなると、もう少し違った準備が必要かも?などと思ったためです。 いろいろ調べて準備していったので、「あれを持って来ればよかった!」というものは少なかったけれど、もって行ったけれど不要だったものはやっぱりありました。 持っていったもののリストを以下に挙げます。 それぞれのアイテムを持って行ってよかったかどうかを、◎:必須  /  ○:あるとよし  /  △:不要だったかも でつけてみました。 滞在先のリゾートの設備や、滞在先でどのように過ごすかによっても異なるかもしれません。あくまでもわたし個人の感想ですが、参考までに。 【無くてはならないもの】 ・パスポート◎ 言わずもがなですね。 iPhoneで自分と夫のパスポートの写真をとり、コピーも紙で持参しました。 パスポート紛失時の再発行も考えて、証明写真も二枚持参。 ・財布◎ 普段使い用の他にもう一つ持って行きました。日本の紙幣と海外紙幣を分けておけるので海外に行くときは、わたしは二つ持って行ってます。 カードは二種類持って行きました。 ・海外旅行保険証書◎ カードの海外旅行保険だと保証が薄かったので、念のために保険に入りました。 ・ダイビングのライセンスカードとログブック◎ ダイビングしたい方は必須ですね。ちなみに、ライセンスカードは旧姓のままでしたが問題ありませんでした。 ログブックは必須ではないかもしれませんが、ダイビングショップでログブックを見せることで、ショップスタッフもこちらのスキルを把握できるので、持っていったほうがツアーへの参加がスムーズにできると

ティランジアの花芽

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2週間前に花芽を見てうっとりしてたけど 少しだけ花芽が大きくなった気がする。 花開くのはいつ頃になるのか。 待ち遠しい。

2月の第二週末の植物

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つい4日前に撮ったリプサリス青柳の写真 ツンツンの先が文頭してきた、と思っていたら さらにその先が文頭していた。 一年で一番寒い季節で、この子にとっては厳しい環境だと思うんだけれど、日向に置いてるせいだろうか。 不思議な成長期。 そしてそして、品種不明だったこの人、ゴマちゃん。 調べているうちに、品種名『扇雀』に行き着いた。 KALANCHOE RHOMBOPILOSA。 ロンボピロサ。小人が唱える呪文のような、不思議な音の名前。 ゴマのように見える斑は、鉄分によるものらしい。 名前がわかると、より一層愛着がわく。 でもゴマちゃんと呼び続ける気がする、たぶん。

週末のごはん

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今週末のごはん。 まずは土曜の昼ごはん。 常備菜活躍です。 続いて夜ごはん。 最近、常備菜頼りで手抜きがちなので、久々にちゃんとして料理をした。 大根と卵のサラダは夏の間によく作っていたもの。 冬期はベランダ栽培のディルの収穫量が格段に減るので、ディルをケチって作ったら、ちょっとイマイチな仕上がりになってしまった。 それにしてもハンバーグの美味しいこと! 肉汁がジューシーでいい焼き上がり。 タネも多めに作ったので、冷凍ストックも出来て一石二鳥であります。 日曜日の夜おやつ。 夜ごはんで満腹になりながらも、青山のファーマーズマーケットで買ってきた塩大福(夫)と桜餅(わたし)。 夜のスイーツって、こんな時間に…!って背徳感がスパイスとなって、美味しさを増長するきらいがありますよね。 ありませんか? …そうですか。 日曜日。 昼ごはん。 出かけたいのに、テンションが上がらずに、モリモリ食べれば動く気になるかも!?と作ったごはん。 結果、満腹で眠くなり、ますます腰が重くなった。 (結局、ちゃんと歩いてしもきたまででかけたんだけども) 夜ごはん。 夫が仕事で不在のため、冷蔵庫の野菜一層も兼ねて、パパッとソテー。 これをつまみながらビールを片手に常備菜を作るという、行儀の悪さ。 で、作った常備菜。 もとい、免罪符。 あるいは、平日の料理タスクからの解放宣言。 どこかで見たような、間違い探しのような、代わり映えのなさ。 が、しかし、彩りの乏しいひじきの煮付けに緑の枝豆を加えてみたところが、今回の成長なのであります。 健全な魂は健全な肉体に宿る。 そして、 今日食べたものが明日の体を作るのであります。

下北散歩

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今日はいい天気だったので下北までてくてくとお散歩。 いつもと違うルートを通ったら、素敵な建物が立ち並ぶ一角を発見。 ベランダに置かれたテーブルセット、ここでコーヒーでも飲みながらおしゃべりしたりするのかしら。 どんな会話をするんだろうな、とか。 素敵な建物を見ると、中のインテリアはどんな感じなのか、そこに住まう人々の暮らしぶりはどんなだろうかと、妄想してはワクワクしてしまう。 子供の頃から、集合住宅の窓の明かりを見るのが好きだった。 同じ間取りの部屋が並ぶ、公務員の父の宿舎に住んでいたからかもしれない。 夕方、部屋に明かりが灯る頃、ずらりと並んだ四角い窓からカーテン越しに漏れ出る光の色が、少しずつ違う景色。 それは、同じ間取り、同じ素材の空間に、それぞれの異なる暮らしと日々が紡がれていることを、象徴してる気がした。 窓辺から膨らんだ妄想に、幼い自分の姿をふと思い出した散歩道。 すぐそばにはこんな建物も。 一階はテナントが入っていた。 二階は居住空間なのか、はたまたテナントなのか。 次に通りかかったときには、足を踏み入れてみたい。 代沢のMWCに、afroditeでもお世話になっているDice-Kさんが出店してたので立ち寄る。 笑顔がいいねぇ。 写真に写っている、正方形が4つ並んだ木の枠は、ダイスケさんのお花屋さんworksの新作プランターのサンプル。 底が抜けていて、水捌けも二重丸。 商品化するときにはカラー展開も豊富になるそう。 わたしはクラフト感のあるダークグレーの素焼き鉢を二つと、多肉ちゃんひとつを連れ帰りました。 帰りがけにcoffia exlibrisに立ち寄って、コーヒーを一杯。 オーナーの美保子ちゃん夫妻の新店kettleが東府中にオープンしたのが昨日。 さすがに今日はお二人の姿は下北にはありませんでした。 もう少し暖かくなったら、東府中のお店も行きたいなぁ、なんて考えながら、またてくてくと歩いておうちまで。 晴れた空の下を歩くのは清々しくて、しあわせ。

常備菜

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最近、週末にごはんを作り置きしている。 仕事で帰宅が遅くなるウィークデー、お弁当や外食続きだと野菜不足で体調を崩すし、かといって家に帰って一から料理をする気力はない。 結婚したことだし、先に帰宅する日もある夫にスーパーの惣菜コーナーで弁当を買わせるのも心苦しい。 でもやっぱり料理をする時間も気力もなかったりする。 そんなアンビバレンツ諸々を解消してくれるのが常備菜。 あるいは平日の料理放棄の免罪符。 先々週に作ったのは、きんぴらと、ヒジキと大豆の炊いたん。 先週に作ったのは、大根と人参の炊いたん煮卵入り、切り干し大根と人参の煮付け、ヒジキと大豆の炊いたん、ラタトゥイユ。 特にラタトゥイユはここ数年ストックを切らしたことがない。 冷凍できるので保存が利く上、アレンジも利く。 パスタソースとしてはもちろん、チキンソテーの上にソースとして絡めたり、マグカップにお湯を注いでラタトゥイユを入れてかき混ぜて、粗挽き胡椒にドライバジルとパルメザンチーズを振れば、ミネストローネ風のスープに早変わり。 パスタにした↓ チキンソテーに乗せた。 チキンが見えないくらい乗せた↓ 即席ミネストローネ↓ 疲れた日、腹ぺこでおうちに帰ったときに、すぐに美味しい煮物が食べられると、その日1日がんばったことがなんとなく浮ばれるような気分になる。 こんな、暮らしに根付いた小さなうれしさが積もったものが、しあわせの形のような気がする。 なので常備菜、続けられる限り続けようと思う。

植物もろもろ

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去年の10月か11月に穂差し用にカットした京美人と、品種不明のグラプトペタルム風の多肉植物。 冬の入り口の頃、 グラプトペタルムからは発根したものの、京美人はのんびりマイペース 年末頃、カットした親株の方からは脇芽が膨らんでいくけど やっぱり根っこが伸びない京美人。 グラプトペタルムだけ年末に鉢上げ。 年明け、ようやく京美人からも根が伸びてきたので、先週ようやく鉢上げ。 ちっちゃい鉢にちょこんと収まる姿が愛くるしい。 親株の脇芽もこんなに膨らんだ。 年明けにDice-Kさんのお店で出会った黒法師もようやくちゃんとした鉢に植え替え。 去年の10月の終わりに実生にチャレンジしたオフタルモフィルムリディアエも、芽がぷっくりと膨らんで陽差しを受けてきらきら。 年末にグイーンとツンツンを伸ばしていたリプサリスは ツンツンの先が何股かに分かれてきた。 窓際に吊るしてるチランジアの一株からは花芽が!! 葉っぱの姿形は似通っていて、お花が咲かないと品種名の特定が難しいチランジア、開花が待ち遠しい。 恐竜っぽい風情のエリコイデスも自由にすくすく育ってる。 そして品種不明のこの人。 葉っぱはカランコエに似てるけれど、少し樹形は違うような気もする。 胡麻塩を降ったような斑入りのシルバーリーフが美しくて、勝手にゴマちゃんと呼んでる。 品種がわかるのはいつの日かな。

grateful days

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珍しく長かった年末年始休暇が明け、通常運行の暮らしに体がなじむころにウイルス性胃腸炎に罹患。 インフルエンザでなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。 症状が出た当日はお白湯のみ、翌日はリンゴのみ、 2日後はお粥に梅干しだけのせて。 「白身魚とお豆腐は胃に入れてもよい」とお医者様からいわれていた3日目、 脂っぽくなければタンパク質も摂っていいことかしらと解釈して 食べた卵粥の美味しいことと言ったら!! 動物性蛋白質ってたまらなく美味しいのね。 こんなことでもなきゃ気付かなかった「食べることの喜び」をかみしめながら、 順調に回復した。 発症から5日目に迎えた誕生日は、 ちょっと楽しみにしてた外食ディナーをキャンセルして、 特に遠出をすることもなく、いつも通りのごくごく平凡な休日として過ごした。 割ってしまった植木鉢の植物を朝から植え替えて、 多肉植物の小さな鉢たちを並べるための木製ラックに防腐・防黴ラッカーを塗り、 合間にちょこっと編み物や常備菜準備をしたりしながら過ごす。 夕方にはいつも行くスーパーに買い出しに行って、 普段よく作るような根菜の煮物と焼き魚を作って食べた。 何ということもない日常だけど、 買い出しから戻った後、ふとベランダに出たときに目にした夕焼けに圧倒された。 凄みすら感じる美しさ。 美しいものはごくごく普通の日常のそこかしこに潜んでいて、 それに気づくか気づかないかは自分次第。 感受性ということではなく、単純にこころの在りようにゆだねられているのだと思う。 そんなことを改めて思っては背筋を伸ばし、 日々の暮らしのありがたさを噛みしめた誕生日だった。