投稿

3月, 2008の投稿を表示しています

塗り絵遊び

イメージ
ときどきピンク色に塗りたくりたくなる時がある。 何をというわけではないけれど、 何だか無性に手当り次第にピンク色のペンキをぶちまけたいような気分。 勿論、そんなことしないだけの分別はあるので、 手遊びにピンクに塗っても障りのなさそうなものをピンク色に染める。 少しはすっきりしたか。 いや、そうでもないか。

植物たち 〜 3月20日のベランダ作業

イメージ
1年弱前、直径5センチ弱の小さなポッドに植えられて、 どこだったかの店先で小さな葉を広げていたクワズイモ。 そのひよひよとした姿に何だか胸を打たれて思わず連れ帰った。 ベランダの環境があっていたらしく、 去年の夏が終わるまでに、4回も鉢のサイズを変えた。 冬越しの準備をちゃんとしてやらなかったせいかもしれない。 春を迎える頃になっても、少し元気がない様子のクワズイモが ちょっと前から気にかかっていた。 連れ帰った親株には子株が2株くっついている。 根詰まりを起こしているのかもしれない。 思い立って掘り起こしてみた。 いつの間にか根がこんなに伸びていた。 隣に並べた煙草の箱と比較すると成長がわかる。 根詰まりが原因したのか、少し根腐れを起こしていた。 灰色にふやけている根を切り落とし、 火で炙って軽く消毒した包丁で、子株と親株を丁寧に切り離してやる。 たいした作業ではないのだが、株分けは初体験なので、気分はオペさながら。 そんなに手をかけたわけでもないのに、 一年間で子株をふたつつけるなんて、植物の生命力って凄い。 厳かな気持ちで太陽にかざす。 シルエットが気高い獣の骨のひとかけらのよう、などと思ってしまうのは たぶん親バカなのだろうけれど。 熟練した職人の笹くれだった指のよう。 マニキュアが剥げているのはご愛嬌。 切り分けた親株と子株2本をそれぞれ別の鉢に植え替えてやる。 その後、少なめに水をやりながら、直射日光を避けた場所で様子を見ている。 それぞれの株が新しく根を張って安定してきたら、1鉢は里子に出そう。 カーペットのように広がってこんもりと茂っているベビーティアーズは、 斑入りの葉のものを買ってきたのに、新芽は何故か斑なし。    そこかしこに斑なしの新芽がでている。 斑入りの品種の場合、次第に斑なしの葉のほうが勝って来るので、 見つけ次第取り除いたほうがいいらしい。 が、かわいそうな気がして切り落とせずにいる。 幸の香品種の苺も次々に花をつけている。 苺は肥料喰い。 養分の状態で実のつける数もその甘みも大きく変わる。 美味しい実をたくさんつけてくれるようにと、ちょこちょこ油粕を追加。 近所の花屋で買ってきた斑入りのクローバー。 グランドカバーにもってこいなので、 広がってきたら切り分けて他の鉢の元に植え替えるつもりで購入した。 クローバーの小さなポットを花屋

芽吹き

イメージ
先日種を蒔いたバジルが昨日、ようやく芽を出した。 すぐ側では一足先に土から顔を出したルッコラがすくすくと成長している。 ミニキャロットも発芽。 後ろに見えるのはルッコラとサラダかぶの芽。 ピンと伸ばした背筋を眺めていると、さっきまでの溜め息を忘れる。 これから夏にかけて、ベランダが賑やかになる季節。 静かでひた向きな生き物に触れていると、生きている心地がする。

見つめちゃ、嫌。

イメージ
カプチーノが好きだ。 珈琲屋にはいってメニューにあれば、必ずカプチーノを頼む。 小洒落たカフェでカプチーノを頼んだりすると、 泡で模様を描いてくれたりして、目も楽しませてくれる。 シメトリーな柄はよく目にする。 シメトリーの中でもハートは定番。 こちらはハートにアレンジが加わっている。 幾何学模様が美しい。 顔のモチーフも定番。 絵本から飛び出してきたような笑顔に、溜め息を忘れる。 ソーサーに乗せられたビスケットのスマイルと相まって、ほのぼのの極み。 動物ネタもあり。 海の生き物は結構レア。 先日足を運んだ近所のイタリア料理屋にて 渾身の作に出会ったしまったので、写真に残す。 まさにホラー。 この恐怖感、秀逸。 見つめられている気がしてカップにそのまま口をつけるのが躊躇われたので、 スプーンでかきまぜて表情をうやむやにしてからごくりと一口を飲み干した。

夕暮れ

イメージ
夕暮れ時の住宅街。 このくらい夕暮れ色に染まる時間帯の散歩がすごくすきだ。 住宅街の灯りがぽつぽつとともり始めて、 裏道を歩いているとそれぞれの家から夕飯の香りが漂って来る。 早くおうちに帰らなくちゃ、という気分になる。

cheeeeeez!!

イメージ
友人と一緒に自宅にて、 安いワインを飲みつ喋りつしながら齧っていたチーズの断面に、出現。 Smile!

ルッコラ・サラダかぶの発芽

イメージ
先週の土曜日に蒔いたルッコラとサラダかぶとイタリアンパセリとバジルの種。 土が乾かないように気がつくと霧吹きで水を与えながら 暖かい室内で様子を見ること5日間。 3月12日の夜、帰宅するとルッコラとサラダかぶの芽が出ていた。 かわいい。 翌日、気持ちよく晴れた暖かい日だったので、 芽を出したばかりのルッコラとサラダかぶをベランダに出してみた。 たった一日でこの成長ぶり。 ほんとうにかわいい。 このペースならばゴールデンウィークの頃には収穫祭かもしれない。 聞くところによると、このくらいの成長段階では競争相手がいたほうが 成長が促進されるらしい。 実際、数時間外に出していただけで、隣の芽よりも少しでも太陽に当たろうとして、 小さな芽が一斉に向きを変える。 もう少し大きくなってきたら間引きも兼ねてスプラウトのサラダを作るつもり。 余談だが、昨日の夕食に「手羽とキノコの蒸し焼き」を作った際、 ベランダのローズマリーと苗で購入したイタリアンパセリを使ってみた。 ローズマリーを加えただけで香りがずっとよくなるし、 イタリアンパセリを添えただけでいつもの料理が格段に旨そうに、フォトジェニック(?)に。 自分で作った野菜を食べると、こころがまあるくなる気がする。

美味しいごはん、または、メグちゃんのこと

イメージ
3月12日のこと 仕事後に友人と夕食デート。 メグちゃんとは共通の知人のイベントで知り合った。 初めて会った時の彼女は、こっくりとした赤の膝下丈のスカートを履いていた。 黄色っぽい店内の照明に照らされたそのスカートを見て「綺麗な色」と思ったことをよく覚えている。 (後ほど店内の照明で赤く見えただけで、黄色いスカートだったことが判明) 長くて柔らかそうな黒髪を頭のてっぺんで高くお団子に結い上げた彼女は人なつこい表情で喋り、 海外のストリートスナップのから抜け出してきた少女のような印象だった。 素敵だな、と思った。 どこが、とか、何が、と尋ねられてもうまく答えられないが、 少し言葉を交わしてすぐに「素敵な人だ」と思った。 その後イベントで何度かお会いしたものの、なかなかじっくり話す機会もないまま1年。 ついに二人でのごはん会を決行。 いつも思うのだが、「この人とは仲良くなれそう」 「この人ともっと喋ってみたい」「もっと知りたい」と思っても、 面識の薄い人と二人だと緊張してしまう質で尚且つ行動力のないわたしは、 特にあてもない口約束を交わしたまま、うやむやにしてしまうことが多い。 そういうのは、よくないことだ、と思う。 何より、勿体ない。 最近は時間のコントロールがきくようになったので、 素敵だなと感じる部分のある人たちと知り合ったり向き合ったりすることに、 もうちょっとエネルギーを費やそう、と思い至ったのだった。 仕事後、曙橋駅で待ち合わせる。 メグちゃんは前髪をポンパドールにまとめていて、 羨ましいほど長い髪を肩に垂らしていて、 やっぱりきれいな赤い色のダウンジャケットを着て、 そのポケットに手を突っ込んだまま 駅前のバス停のベンチにちょこんと腰掛けて待っていてくれた。 久々の再会を喜び合いながら、駅から5分ほどのお店『one』へ。 お店のハウスワイン的なオーガニックワインを飲み、 生牡蠣のジェノバソースがけのうまさに感嘆。 和牛カルパッチョ、牛タンシチューをつつきつつ、お喋り。 大きな口を開けて声を上げて笑っている姿にすら 穏やかさが漂う彼女は、物腰が柔らかで品がよい。 きっとわたしより少しお姉さんなのだとばかり思っていたが、 同い年だと知り、驚く。 品が良いとは

20080303 東京歌謡曲ナイト@非常口

イメージ
東京歌謡曲ナイト@新宿非常口 house、techno、hiphop、R&B、jazz? んなこと言ったって、 テメェラみんなルーツは歌謡曲だろ! 初めて小遣いでレコードを買った時を思い出せ! 童心に帰って歌謡曲で遊ぼうぜ! という趣旨の邦楽オンリーイベント。 普段は「俺がオシャレだ」といわんばかりにオシャレな曲をかけるDJが 真剣に歌謡曲をかける姿が見られるのも醍醐味のひとつ。 一口に歌謡曲といってもそれぞれの選曲に 色(単なる年代・世代的なものではなく)があるのが興味深い。 毎回聞きながら、なるほど、そういう道を通って来たのか、などと思う。 今回からは歌謡曲をただただカットイン・mixするだけではなく、 仕込んでおいた自分REMIXを披露するDJ、 マイクを駆使して曲と曲の間にFEN番組風喋りを挟むDJも出現して、 なかなか面白くなって来た。 今回は「その名はスペィド」のSLF氏と 二丁目が誇るクラブarchの店長と副店長がゲスト。 SLF氏の選曲は「その名はスペィド」のイメージに近い ロック・ソウル・ファンクをない混ぜにした昭和歌謡中心。 「スペィド」メンバーの皆さんのゴーゴーダンスに釣られて、 ホネホネロックで踊り狂うオトナ多数。 紫のタイツにムエタイボクサーパンツ、レースアップのロングブーツ、 フリルシャツに蝶ネクタイという出で立ちのarch店長オバラ氏は DJ中に一切ヘッドホンを使わず触らず繋ぐ気まるでなし、 エンターティナーに徹して盛り上げる姿がかえって格好良かった。 副店長obo氏はソウルフルでファンキーな曲中心で、 folder5が懐かしく、好みの選曲に踊り狂う。 メインのボーカルをとっていた鈴木大地、 最初に聴いた時はマイケル再来かと思ったが、 今はどこで何をしているのだろう。 個人的には中原めいこのロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットが 一番がつんと来た。 幼稚園生の時に毎日楽しみにしていた 夕方放送のおたくアニメ「ダーティーペア」のオープニングテーマ。 6歳くらいだった当時、アイスパンチ(上記写真参照:ボタンを押すと、 スポンジで出来たアイス部分がビョーンと飛び出す玩具)を銃に見立てて、 隣の家のお姉ちゃんとダーティーペアごっこをしていた。 その1年後くらい、同じアイスパンチを手に、 「タカ」「ユウジ」と呼び合い「危ない刑事」ごっこもした。 格好よ

20080301 Especial records session@room

especial records session@roomへ。 ノーゲストなのでゆっくり行っても好洋氏のDJは聴ける、と思って うかうかしていたら到着1時半過ぎ。 先月のblue cafeに続き初動が遅くなりがち。 四つ打ちのセットは一切持って来なかった、という言葉通り、 生音中心にブラジリアン、ソウル、ファンク、 アシッドジャズ(←生音系)など中心の選曲で ゆるゆると気持ちよく踊る。 個人的にはJames Taylor QuartetのLove will keep us togetherが ツボにはまった。 大学入学当時に散歩をしながらよく聴いていたな、と懐かしく口ずさみながら踊る。 あとはCoke EscovedoのI wouldn't Change a thingもよかった。 某O西氏から頂いたCDに入っていたのを聴いて以来お気に入りになった一曲で、 冒頭のパーカッションの音が流れた瞬間にテンションが上がる。 そういえばこの曲は先月のblue cafeで東氏も朝方にかけていた気がする。 単なる偶然か、それともこの辺りが何か流行ってたりするのか。 大阪・京都時の友人とも久々の再会。 乾杯後、喋ったり飲んだり踊ったり、きゃいきゃいと楽しく過ごす。 incogniteのblue note公演と日程が重なっていたからか、 フロアではincogniteのロゴTを着て、 女子にダンスステップを教える黒人男性多数。 ふうむ、と思ってみていたら、有名なジャズダンサーの人とのこと。 ペリーさん?フェリーさん?とかいうジャズダンスの創始者なのだとか。 わたしと同じ数の骨、筋から成り立っているとはとても思えない そのステップの鮮やかさに見入りながら、気持ちよく音楽を聴く。 終了までいて、自転車で帰宅。 ●関連リンク   especial reords   渋谷ROOM

英才教育

DJ SARA(8歳)くんとDJ RYUSEI(5歳)くん。 グラミー賞の受賞パーティーでもプレイしていた。 英才教育ってこういうことだろうか。 英才教育というキーワードでマスコミが好んで取り上げるのはイチローだけれども、 10年後の彼らは英才教育の新しいステレオタイプになるのだろうか。 彼らの背後に映っているずらりと並んだレコードの枚数。 80年代、90年代は『プロ用機材』だったターンテーブルが 「おたくDJカルチャー」浸透とともに家電のひとつとして普及して、 音楽好きがパパママになって家庭を持つ。 すぐ側にターンテーブルがあって、たくさんのレコードがある。 そんな環境に生まれてきた子どもが、 パパやママが楽しそうにレコードで遊んでいる姿を見て育つ。 何だかとても楽しそうだから、 僕も、あるいはわたしも、パパやママの真似事をして同じおもちゃで遊んでみた。 その結果のひとつがSARAちゃんとRYUSEIくんなのかもしれない。 弟のRYUSEIくんのきょとんとした表情が、たまらなく可愛い。