20080303 東京歌謡曲ナイト@非常口

東京歌謡曲ナイト@新宿非常口

house、techno、hiphop、R&B、jazz?
んなこと言ったって、 テメェラみんなルーツは歌謡曲だろ!
初めて小遣いでレコードを買った時を思い出せ!
童心に帰って歌謡曲で遊ぼうぜ!
という趣旨の邦楽オンリーイベント。

普段は「俺がオシャレだ」といわんばかりにオシャレな曲をかけるDJが
真剣に歌謡曲をかける姿が見られるのも醍醐味のひとつ。
一口に歌謡曲といってもそれぞれの選曲に
色(単なる年代・世代的なものではなく)があるのが興味深い。
毎回聞きながら、なるほど、そういう道を通って来たのか、などと思う。
今回からは歌謡曲をただただカットイン・mixするだけではなく、
仕込んでおいた自分REMIXを披露するDJ、
マイクを駆使して曲と曲の間にFEN番組風喋りを挟むDJも出現して、
なかなか面白くなって来た。

今回は「その名はスペィド」のSLF氏と
二丁目が誇るクラブarchの店長と副店長がゲスト。

SLF氏の選曲は「その名はスペィド」のイメージに近い
ロック・ソウル・ファンクをない混ぜにした昭和歌謡中心。
「スペィド」メンバーの皆さんのゴーゴーダンスに釣られて、
ホネホネロックで踊り狂うオトナ多数。

紫のタイツにムエタイボクサーパンツ、レースアップのロングブーツ、
フリルシャツに蝶ネクタイという出で立ちのarch店長オバラ氏は
DJ中に一切ヘッドホンを使わず触らず繋ぐ気まるでなし、
エンターティナーに徹して盛り上げる姿がかえって格好良かった。

副店長obo氏はソウルフルでファンキーな曲中心で、
folder5が懐かしく、好みの選曲に踊り狂う。
メインのボーカルをとっていた鈴木大地、
最初に聴いた時はマイケル再来かと思ったが、
今はどこで何をしているのだろう。

個人的には中原めいこのロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットが
一番がつんと来た。
幼稚園生の時に毎日楽しみにしていた
夕方放送のおたくアニメ「ダーティーペア」のオープニングテーマ。
6歳くらいだった当時、アイスパンチ(上記写真参照:ボタンを押すと、
スポンジで出来たアイス部分がビョーンと飛び出す玩具)を銃に見立てて、
隣の家のお姉ちゃんとダーティーペアごっこをしていた。
その1年後くらい、同じアイスパンチを手に、
「タカ」「ユウジ」と呼び合い「危ない刑事」ごっこもした。



格好よすぎる。
80年の香りぷんぷん。肩パットとかラグビー選手並みに違いない。

ちなみにわたしは同じく中原めいこが歌う
同アニメのエンディングテーマがもの凄くすきだった。
録音したカセットテープを聴いて踊り狂っては、
曲が終わると頭まで巻き戻し再生してまた踊る、ということを
テープが伸びるまで繰り返して、母親を呆れさせるほどに好きだった。
強さを感じさせるテンポなのに何となく物悲しさを思わせるコードに
幼いながらに、この曲なんか切ないわぁ、と思っていた。



ピアノとギロの音になるBメロが特にお気に入りだった。
いま聴いてもやっぱりお気に入り。


perfumeを大合唱するオトナ、
ジュディ&マリーでエアギターを披露するオトナ多数、
TRFのovernight Sensationでモータウン系ダンスを踊るオトナも多数。

下記はそんなオトナたちの無邪気さの記録。







そんな無邪気なオトナ筆頭として踊り狂っていたら、
散々飲んだにもかかわらず帰宅後体重が2キロ減っていた。

痩せたい女子もメタボリックが気になる男子もおいでませ。
次回は4月6日日曜日、入場フリーです。
新宿伊勢丹でお買い物な方、帰り道にふらりとお立ち寄り下さい。
楽しい時間をお約束します。

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 その名はスペィド

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